金曜日

ベンゾジアゼピン系睡眠薬について

睡眠薬にも色々な種類がありますが、なかでもベンゾジアゼピン系の睡眠薬はたくさんの種類があります。ベンゾジアゼピン系の睡眠薬といっても、長短時間型のハルシオンから長時間型のドラールまで約20種類くらいあるのではないかと思います。

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬の特徴としては、脳内のGABA受容体に影響を与えるもという特徴があり、不安や緊張感を抑える役割があり、それが不眠作用に効果的だということです。

睡眠薬だけでなく抗不安薬にもこのベンゾジアゼピン系は使用されていますね。

歴史としては1800年代から使用が開始され、よくバルビツール系のものと比較され、副作用などの面においても安全性のあるタイプといえます。

だからといってベンゾジアゼピン系の睡眠薬だからといって大量服薬やアルコールとの摂取などは危険なのでやめましょう。

火曜日

睡眠薬のやめ方について

睡眠薬のやめ方については、しっかりと医師と相談しながら、徐々にやめることが大事になります。

なぜかというと睡眠薬を急に中断すると逆に不眠症状がより強くなったりもするからです。とはいってもどのくらいの量の睡眠薬をどの期間服用していたかによって、やめ方も変わってくると思います。

睡眠薬をやめてしまうと、不安で逆に眠れなくなる人もいますし、そういったことがあると、自分は睡眠薬に依存してしまっているのではないかと思うようになってきます。

精神的に落ち着かないと、不眠になるのは、不眠症の人だけではありません。

今の睡眠薬はそんなに依存性は少ないはずですので、やめて眠れないというのは、薬のせいではないかもしれません。それでも眠れないならばそのまま睡眠薬を服用してもいいのではないかと思います。

とはいっても理想的には睡眠薬なしで睡眠ができるようになることだと思いますので、長時間作用型から短時間型の睡眠薬に切り替えるとか、徐々に薬を減らしてみて様子を見るのが一番いいやめ方だと考えられます。

睡眠薬の作用時間について

睡眠薬には薬の種類によって作用時間が違います。夜眠れるまでに時間がかかるという方は、短時間作用型を服用しますし、眠れるが夜中に目が覚めてしまうという方は中間型などその人その人の用途にあった睡眠薬を使用することになります。

睡眠薬の種類は非常に多いですが、大きく作用時間で分けることができます。

超短時間作用型に入る睡眠薬としては、ハルシオン、アモバン、マイスリーがあります。主に眠るまでに時間がかかる方に処方されます。

短時間の作用時間をもつ睡眠薬としては、レンドルミン、デパス、ロラメットがあります。

長時間作用型の睡眠薬としては、ソメリン、インスミンがあり、中間型としてはロヒプノール、ユーロジン等が有名です。

まずは自分がどのタイプの不眠症であったり、眠るタイプかということを把握する必要があります。睡眠薬は朝まで残るものもあるので、ただ入眠困難な時は超短時間でも短時間の作用時間を持つ薬で良いということになります。

詳しく医師に説明すると、それに適した睡眠薬を処方されますが、自分に合わないということもあるので自分でもある程度の睡眠薬の知識があると便利です。

金曜日

睡眠薬 リスミー

リスミーはベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。リスミーの特徴としては、脳内のGABA受容体に作用して、血中半減期でいうと10時間ほどです。

作用時間としては、短時間型に属します。

リスミーは一般的に不眠症によく用いられる睡眠薬で、不眠症以外にも神経症による不眠症状にも効果があるようです。

睡眠薬でよくあるのが、睡眠薬を服用すると翌朝目が覚めても、眠気が残るといったことがありますが、リスミーの場合は、短時間作用型ということもあり、翌日まで眠気があまり残らないのも特徴の一つと言えます。

不眠症の場合は、一日1mgから2mgを寝る前に服用するのが一般的です。ちなみに神経症の場合は2mgくらいから服用するケースが多いようです。

注意点としては、アルコールとの併用、就寝前以外に服用する、服用の急激な中断、妊娠中の服用などは特に注意したいところです。

火曜日

睡眠薬 デパス

デパスはチエノジアゼピン系という抗不安薬ですが、睡眠薬としての機能もあります。

抗不安薬という側面もありますので、睡眠作用だけでなく抗不安作用や催眠作用があります。作用時間に関しては血中半減期が6時間ほどで短時間作用型にはいるタイプです。

デパスは主に用いられる症状としては、心身症における睡眠障害だけでなく統合失調症、神経症、うつ病などの症状に用いられます。

服用する際の注意点は、急に服用をやめてしまうことです。急にデパス等の睡眠薬を中断してしまうと、不安や焦燥感が目立ち、異様な汗が出るようになります。もっと重い状況だとけいれん発作や意識障害も引き起こしてしまうので、なおったからといって、効かないからといって勝手に自分で薬を中断しないようにしましょう。

月曜日

睡眠薬と妊娠について

妊娠中に睡眠薬を服用することに抵抗がある人も多いと思います。

もちろん妊娠中に睡眠薬を服用しないことにこしたことはないと思いますが、ただあまり不眠状態がると胎児にも影響を与えるという不安もあると思います。

気になるところは妊娠中に睡眠薬を服用すると、生まれた赤ちゃんに影響があるということだと思います。ハルシオンは強いから胎児に影響があるとか、マイスリーの方が安全だとかいろいろな情報が模索している状態だと思います。

全く胎児に影響はないかといえば、そんなことはないと思いますが、ほとんど睡眠薬を妊娠中に飲んでいるからといって胎児にはあまり影響はないようです。

ただ一番大事なことは医師に相談することだと思いますので、医師に相談して服用する睡眠薬の量を調節してもらったりしながら、妊娠中を過ごすことになると思います。