火曜日

睡眠薬と就労について

うつ病の方や他の精神疾患をお持ちの方はわかると思いますが、睡眠薬を服用しないと眠れないという方が多いです。

ただ、そういった疾患や障害あっても復職して就労したいと思っている方もいると思います。そういった場合には仕事をするわけですから、睡眠薬を服用しているとぼーっとしてしまって、仕事に集中できないということもあるのではないかと思います。

ただ、睡眠薬を飲まないで、睡眠不足になってしまうと、うつ病などの症状が悪化してしまったりして、逆にまた仕事を辞めざるおえないという状況も考えられます。

睡眠薬やうつ病の薬を服用しながら、仕事をするというのは大変重要な事でもあり、またちょっとした弊害でもあります。

ですからもし、睡眠薬や抗うつ薬を服用しているのであれば、まず主治医に相談してみることが大事だと思います。睡眠薬だともっと短時間作用型に切り替えたり、抗うつ薬に関しても少し量を少なくしてみたりといろんなことができます。

また、復職に当たってはそういった疾患があって睡眠薬や抗うつ薬を処方しているということも了解した上で復職した方が、長い目で見ると継続した就労が可能なケースが多いようです。

うつ病と復職

日曜日

子供に睡眠薬を与える危険性について

子供に睡眠薬を与える人はあまりいないお思いますが、外国なんかではそういったこともあるようです。たまに寝付きの悪い子供とか、飛行機に乗るときに静かにしていてもらいたいとかいったことで子供にも睡眠薬をと考える親がいないわけではありません。

ですが子供の睡眠薬を与えることは非常にリスクの高いです。大人でさえ、大量に飲めば危険性があるので、ましてや子供に飲ませたらたいへん危険であるのは間違いないはずです。

子供にもいろいろな体質というものがあると思います。睡眠薬に対して敏感な体質の子供であればなおさら、危険で果ては植物人間にもなりかねないです。

というわけで子供に睡眠薬を処方するのは危険ということですが、どうしてもという場合は子供用の酔い止めとか風邪用のシロップなどを与えるしかないでしょう。これらの薬の中には睡眠効果のある薬が入っているので。

どっちにしても過剰に与えるのは危険ですのでなるべくやめた方がいいです。副作用はどんな薬でもあります。

月曜日

睡眠薬と健忘症の関連性

睡眠薬を服用している方で、短期間ではありますがその時の状況が思い出せない健忘症の症状が出る場合があります。

健忘症とは、一時的に記憶がなくなるもので、睡眠薬を処方していれば必ず起こるわけではなく、普通に処方していれば問題は起きないのです。

ただ、通常睡眠薬は就寝前に服用するのですが、服用したにもかからわずそのまま起きていたりするとたまに起こるそうです。


なぜそうなるかといえば、睡眠薬、特にハルシオンなどは脳の機能をマヒさせて眠りにつかせる機能を持っていますので、起きていたとしても脳の半分は動いていないということになるのです。

そうなると健忘という症状が現れるのです。

さらにアルコールを併用していれば、当然脳の中枢神経は活動をやめてしまいますから、健忘症状が出ます。

健忘症を防ぐには当然のことながら、すぐに寝るということが大事になってきます。

火曜日

睡眠薬 ユーロジン

ユーロジンもベンゾジアゼピン系系睡眠薬の一つで、作用時間は中間型に入ります。作用は他の睡眠薬と同様に大脳辺系のGABA-BZ受容体に作用し、鎮静催眠作用や抗不安作用をもたらします。

適応される症状としては、不眠症が主で作用時間が中間型なので、多少翌日の昼間でも眠気が残る場合があるでしょう。もしあまりに昼間に眠気やふらつきがあるようならば、医師に相談して短時間作用型の睡眠薬にした方が良いかもしれません。

ユーロジンの処方で注意したいのは、必ず就寝前に処方するということです。飲み忘れたからといって変な時間に服用しないようにしましょう。

不眠症がユーロジンを服用することによって改善が見られた場合でも、急に服薬を中断すると逆効果にもなるということですので、徐々に薬を量を減らしていくという流れになると思います。

アルコールは当然睡眠薬の効果を増強してしまうので避けるべきで、妊娠中も使用しない方がいいでしょう。

抗不安薬
抗精神病薬
精神科情報

土曜日

睡眠薬 ロラメット

ロラメッとはベンゾジアゼピン系の睡眠薬であり、脳内のGABA受容体に作用します。作用時間としては比較的短時間で、血中半減期は10時間ほどです。

主に不眠症に用いられ、特に短時間作用ということもあり、眠るまでに時間のかかる方にとって向いている睡眠薬といえます。

人によっては、ロラメットの場合短時間作用なので夜中に目が覚めてしまったり、早朝に目が覚めてしまうということがある場合は、もう少し作用時間の長い睡眠薬に変更した方がいいかもしれません。

ただし、ロラメットは短時間作用型なので、朝型や昼にまで眠気が残るということはありません。

不眠症に対しては、ロラメッと1mgから2mgを就寝前に服用することが多いと思います。眠気が朝まで残る、高齢者の場合や、集中力の低下が多くみられる場合は医師に相談して見ましょう。

火曜日

睡眠薬 ダルメート

ダルメートはベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、長時間作用型に分類されます。脳内GABA受容体に作用し、催眠作用を促します。

ダルメートの適応となる症状は、不眠症と麻酔前に投与するときや、うつ病で睡眠がよくとれないときなどにも用いられるケースがあります。

基本的には就寝前に、10mg程度を服用します。それでも効果がない時は薬の量を増やしたりしますが、最高で30mgです。

注意点としては、飲酒、自動車の運転、授乳等はダルメート等の睡眠薬を使用中は避けなければならないでしょう。

不眠症といっても、夜間ミオクローヌスなどが原因での不眠症状や、夜驚症などの症状には効果がなく、睡眠時無呼吸症候群と呼ばれる、特にいびきを多くするタイプでは、無呼吸をさらに増強してしまう可能性があるのでダルメートなどの睡眠薬は使用されないです。

金曜日

不眠症と睡眠薬について

不眠症になると睡眠薬ばかりに頼るとよくないと考えて、躊躇してしまう方もいるようです。これは依存性があると思うからだと思いますが、不眠症を自然に治療できればいいですが、睡眠薬を使用することは決して悪いことではありません。

不眠症治療をする際にはまず、自分の症状を把握することが必要だと考えられます。

不眠症といっても様々で寝つきが悪いタイプ、夜中に目が覚めるタイプ、全く眠ることが困難なタイプなど不眠症によっても千差万別です。

睡眠薬を使用するには、まず自分がどのような症状なのかということをしっかりと医師に伝える必要があります。そうしないと自分に合っていない睡眠薬を使用しても不眠症はよくなりません。

睡眠薬は不眠症を治療する上で、サポートになるものです。うまく睡眠がとれるようになったら睡眠薬を徐々に減らしながら不眠症を克服していくわけです。

依存しすぎることは当然よくないことではありますが、風邪をひいたら薬を飲むように、不眠症の場合でもある程度薬に頼ってもいいということです。もちろん医師の処方は守らなければなりません。

土曜日

睡眠薬 ベンザリン

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬として、日本で初めて使用されたのがニトラゼパムという薬剤で、有名なものだとベンザリンという名前で出ています。

ベンザリンの特徴としては、中間型の作用時間から長時間型に分類され、睡眠作用だけでなく、抗不安作用、抗けいれん作用などがあります。

主に不眠症に用いられますが、比較的作用時間も長いので、翌日まで薬が残ることもあり、日中に眠気が残る場合もあります。

ですから、あまりにも日中までに眠気が残る場合は、短時間型の睡眠薬に変えた方がいいかもしれません。

ベンザリンを服用するときは、必ず寝る前に服用します。飲むのを忘れたからといって、まとめて飲んだり、寝る前でなくもっと早い時間に服するのは止めた方がいいでです。

もちろんアルコールは睡眠作用を増強するのでやめましょう。

金曜日

ベンゾジアゼピン系睡眠薬について

睡眠薬にも色々な種類がありますが、なかでもベンゾジアゼピン系の睡眠薬はたくさんの種類があります。ベンゾジアゼピン系の睡眠薬といっても、長短時間型のハルシオンから長時間型のドラールまで約20種類くらいあるのではないかと思います。

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬の特徴としては、脳内のGABA受容体に影響を与えるもという特徴があり、不安や緊張感を抑える役割があり、それが不眠作用に効果的だということです。

睡眠薬だけでなく抗不安薬にもこのベンゾジアゼピン系は使用されていますね。

歴史としては1800年代から使用が開始され、よくバルビツール系のものと比較され、副作用などの面においても安全性のあるタイプといえます。

だからといってベンゾジアゼピン系の睡眠薬だからといって大量服薬やアルコールとの摂取などは危険なのでやめましょう。

火曜日

睡眠薬のやめ方について

睡眠薬のやめ方については、しっかりと医師と相談しながら、徐々にやめることが大事になります。

なぜかというと睡眠薬を急に中断すると逆に不眠症状がより強くなったりもするからです。とはいってもどのくらいの量の睡眠薬をどの期間服用していたかによって、やめ方も変わってくると思います。

睡眠薬をやめてしまうと、不安で逆に眠れなくなる人もいますし、そういったことがあると、自分は睡眠薬に依存してしまっているのではないかと思うようになってきます。

精神的に落ち着かないと、不眠になるのは、不眠症の人だけではありません。

今の睡眠薬はそんなに依存性は少ないはずですので、やめて眠れないというのは、薬のせいではないかもしれません。それでも眠れないならばそのまま睡眠薬を服用してもいいのではないかと思います。

とはいっても理想的には睡眠薬なしで睡眠ができるようになることだと思いますので、長時間作用型から短時間型の睡眠薬に切り替えるとか、徐々に薬を減らしてみて様子を見るのが一番いいやめ方だと考えられます。

睡眠薬の作用時間について

睡眠薬には薬の種類によって作用時間が違います。夜眠れるまでに時間がかかるという方は、短時間作用型を服用しますし、眠れるが夜中に目が覚めてしまうという方は中間型などその人その人の用途にあった睡眠薬を使用することになります。

睡眠薬の種類は非常に多いですが、大きく作用時間で分けることができます。

超短時間作用型に入る睡眠薬としては、ハルシオン、アモバン、マイスリーがあります。主に眠るまでに時間がかかる方に処方されます。

短時間の作用時間をもつ睡眠薬としては、レンドルミン、デパス、ロラメットがあります。

長時間作用型の睡眠薬としては、ソメリン、インスミンがあり、中間型としてはロヒプノール、ユーロジン等が有名です。

まずは自分がどのタイプの不眠症であったり、眠るタイプかということを把握する必要があります。睡眠薬は朝まで残るものもあるので、ただ入眠困難な時は超短時間でも短時間の作用時間を持つ薬で良いということになります。

詳しく医師に説明すると、それに適した睡眠薬を処方されますが、自分に合わないということもあるので自分でもある程度の睡眠薬の知識があると便利です。

金曜日

睡眠薬 リスミー

リスミーはベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。リスミーの特徴としては、脳内のGABA受容体に作用して、血中半減期でいうと10時間ほどです。

作用時間としては、短時間型に属します。

リスミーは一般的に不眠症によく用いられる睡眠薬で、不眠症以外にも神経症による不眠症状にも効果があるようです。

睡眠薬でよくあるのが、睡眠薬を服用すると翌朝目が覚めても、眠気が残るといったことがありますが、リスミーの場合は、短時間作用型ということもあり、翌日まで眠気があまり残らないのも特徴の一つと言えます。

不眠症の場合は、一日1mgから2mgを寝る前に服用するのが一般的です。ちなみに神経症の場合は2mgくらいから服用するケースが多いようです。

注意点としては、アルコールとの併用、就寝前以外に服用する、服用の急激な中断、妊娠中の服用などは特に注意したいところです。

火曜日

睡眠薬 デパス

デパスはチエノジアゼピン系という抗不安薬ですが、睡眠薬としての機能もあります。

抗不安薬という側面もありますので、睡眠作用だけでなく抗不安作用や催眠作用があります。作用時間に関しては血中半減期が6時間ほどで短時間作用型にはいるタイプです。

デパスは主に用いられる症状としては、心身症における睡眠障害だけでなく統合失調症、神経症、うつ病などの症状に用いられます。

服用する際の注意点は、急に服用をやめてしまうことです。急にデパス等の睡眠薬を中断してしまうと、不安や焦燥感が目立ち、異様な汗が出るようになります。もっと重い状況だとけいれん発作や意識障害も引き起こしてしまうので、なおったからといって、効かないからといって勝手に自分で薬を中断しないようにしましょう。

月曜日

睡眠薬と妊娠について

妊娠中に睡眠薬を服用することに抵抗がある人も多いと思います。

もちろん妊娠中に睡眠薬を服用しないことにこしたことはないと思いますが、ただあまり不眠状態がると胎児にも影響を与えるという不安もあると思います。

気になるところは妊娠中に睡眠薬を服用すると、生まれた赤ちゃんに影響があるということだと思います。ハルシオンは強いから胎児に影響があるとか、マイスリーの方が安全だとかいろいろな情報が模索している状態だと思います。

全く胎児に影響はないかといえば、そんなことはないと思いますが、ほとんど睡眠薬を妊娠中に飲んでいるからといって胎児にはあまり影響はないようです。

ただ一番大事なことは医師に相談することだと思いますので、医師に相談して服用する睡眠薬の量を調節してもらったりしながら、妊娠中を過ごすことになると思います。

金曜日

睡眠薬 ロヒプノール

睡眠薬の一つであるロヒプノールは、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。作用時間は中間型に入ります。

ロヒプノールの特徴としては、脳のGABAと呼ばれる中のベンゾジアゼピン受容体に作用して、鎮静作用、睡眠増強作用、等に効果があります。

適応される症状は不眠症が主ですが、麻酔前にも使用されます。

成人の場合は、一回につき0.5mgから2mgを寝る前に服用します。高齢者の場合はふらつきなどの危険性もありますから、やや少なく処方されると思います。

注意点としては、服薬を忘れた場合でも2回分を一度に服用することは避けなければなりません。それと自分の判断で勝手に服薬を中断したり、睡眠薬の量を多くとることもよくないので、やめましょう。

飲酒も睡眠薬の作用を増強しますから避けた方がいいです。

妊娠中はや授乳中は医師に相談してください。

火曜日

睡眠薬の依存性について

よく睡眠薬をずっと服用し続けるとあまり良くないとか、依存性があるから睡眠薬を飲まないと寝れない体になるのではとか言った考えが多いようです。

確かに以前のバルビツール系の睡眠薬が主だったときは、脳の活動を全体的に抑えて眠らせるような強力な睡眠薬が多かったようですが、現在はベンゾジアゼピン系の副作用も少なく、依存性も少ない安全な睡眠薬になりましたから、あまり依存性に関しても気にすることはないと思います。

ただ中には、大量に睡眠薬を一気に服用される方もいるかもしれません、医師の処方以上に睡眠薬を飲み続けることはたしかに依存性が増してしまう可能性はあります。

ですから、自分の意思で勝手に量を多く長く服用することは避けた方がいいです。依存性になってしまうと睡眠薬を飲まないと寝れない体になってしまうかもしれません。

医師の処方通りに一定の量を守って睡眠薬を処方していれば、依存性がでることはないと思います。今までのテレビとか情報に惑わされないようにしましょう。

金曜日

睡眠薬とアルコールの関係

睡眠薬とアルコールを一緒に飲むということは、よくないことなので是非やめた方がいいとは思いますが、では一体なぜ睡眠薬とアルコールは一緒に飲むとだめなのかという原因について説明したいと思います。

まず睡眠薬という物質とアルコールという物質は、両者とも脳の中枢神経に働きかけるものです。両者とも精神を落ち着かせて体の緊張感を取り除きます。

だからアルコールを飲むといい気分になるわけですが、ただでさえ睡眠薬は脳に働いて落ち着かせる効果があるのに効果が似ているアルコールを飲むともちろん、睡眠薬の効果が何倍にも増えてしまいます。

よく眠れない人は、わざとアルコールと一緒に睡眠薬を飲んで無理やり眠ろうとしますが、このように一緒に飲んでしまうと、睡眠薬の効き目がだんだんと薄れてきて、結局はアルコールを飲まないと眠れない体になってしまうこともあります。

また、睡眠薬とアルコールを同時に飲むと、翌朝まで眠気が残り、非常に体がだるい感じがすることもあります。

睡眠薬を処方する医師からもそのような注意はされると思いますが、改めてアルコールを普段から飲む方は睡眠薬を服用している期間は、お酒は飲まないようにした方が良いです。

月曜日

睡眠薬の副作用について

睡眠薬にも副作用はつきものです。特にベンゾジアゼピン系の睡眠薬の場合、その副作用として依存性が増すという副作用が考えられます。

依存性が増すと、睡眠薬を飲んでも体がそれに慣れてしまって、なかなか効果が出なかったり、睡眠薬を飲まないと眠れない体になってしまいます。

このような依存症状が出ると、せっかく不眠症を治すために睡眠薬を服用していても意味がありません。

ですから依存症状が出ないようにするために、長期間に渡って睡眠薬を服用し続けることはあまりしない方が良いです。

もちろん医師もそのことは分かっていますから、長期的に処方することはしないと思いますが、中には病院を色々と変えて睡眠薬を処方してもらう方もいると思われるので、そのようなことはせずできれば少量でなるべく短期間での睡眠薬の処方を考えていきたいものです。

睡眠薬の副作用は依存症錠だけでなく、吐き気や動悸、下痢、頻脈などの身体的な副作用もありますから、すぐに医師に相談して正しい説明を受けたり、薬の量を調節してもらったり、他の睡眠薬を処方してもらったりした方がいいです。

土曜日

睡眠薬 アモバン

アモバンはシクロピロロン系の超短時間型の睡眠薬です。主に不眠症に用いられます。

アモバンの効果は、より深い睡眠と、睡眠時間を増加させること、眠りにつくまでの時間の短縮などの効果が他の睡眠薬のなかでも特徴的な効果です。

不眠症といっても様々なタイプがあるわけですが、その中でも入眠障害がある場合には、アモバンが適しているのかもしれません。

それとふらつきが気になる高齢者の方にも、超短時間作用型の睡眠薬なのでよく使用されるかもしれません。

あまり長期に服用していくと、睡眠薬の場合依存が増す場合もありますので、アモバンのような血中半減期が少ない睡眠薬であっても、連続しての処方はされないと思います。

また、服用中はアルコールや授乳は控えた方がいいです。

短時間作用型の睡眠薬なので、次の日まで眠気を持ち越すことは、ないかもしれませんが、やはり若干集中力や反射神経が低下するので、服薬を終了してから一週間ほどは車の運転もしない方がいいと思われます。

火曜日

睡眠薬 サイレース

睡眠薬のサイレースは、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。作用時間としては中間型に位置する睡眠薬です。

主に不眠症、麻酔に使用されます。

サイレースの特徴は、脳内のGABAニューロンにある受容体に結合することによって、GABAニューロン系の作用を増強することによって、鎮静、睡眠作用を促すという特徴があります。

このGABAと呼ばれる受容体は、精神を安定させることがわかって最近ではチョコレートにもGABAに作用するものが売られています。

通常はサイレース等の睡眠薬は、就寝前に服用するのが原則です。飲み忘れた場合に、次の日に飲むようなことは避けなければなりません。

それと勝手に飲む量を増やしたり、効果がないからといって勝手に中断すると、不眠症などに逆効果になるので、まずは医師に相談することが重要です。

それとアルコールと一緒に睡眠薬を飲んだり、妊娠中は避けるというのも行ってはならないものです。

水曜日

睡眠薬 レンドルミン

睡眠薬であるレンドルミンはブロチゾラムという薬剤を使用した睡眠薬で、日本ベーリンガーという製薬会社が作ってます。

主に使用される症状では不眠症に用いられます。他にも麻酔前に使用されることもあります。

レンドルミンの作用としてはベンゾジアゼピン系の睡眠薬と同じで、短時間型に作用します。

不眠症といってもいろいろとありますが、レンドルミンは服薬してからだいたい15分から30分以内に効果が現れますから、入眠が困難なケースの場合は効果があります。

短時間作用型なので、次の日にも眠気が残ってしまうことも少ないようです。

睡眠薬レンドルミンの注意点としては、アルコールと一緒に服用することはダメです。それと服用するときは必ず寝る前に服用します。妊娠中にはできるだけ服用は避けたいところです。

処方に関しては、不眠症の場合はレンドルミン0.25mgを寝る前に服用するケースが一般的だと思われます。

土曜日

睡眠薬 マイスリー

睡眠薬マイスリーは、主に不眠症に用いられる非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。

特徴としては、脳の中枢神経のGABAと呼ばれる受容体に作用して催眠鎮静作用をもたらします。マイスリーの分類としては、超短時間作用型の睡眠薬になりますから、作用時間は短いです。

不眠症には効果はありますが、たとえば統合失調症とか躁うつ病などにおける不眠には効果がないようです。
依存性はあまり強くないですが、ある程度の精神依存があります。

注意点としては、服用を勝手に中断すると、逆に不眠症状が強く出てしまったりしてしまいます。また、服用を長期間続けていると、依存を形成してしまうので、意味もなく長期間服用し続けるのはあまりよくないと思われます。

成人男性の場合は、就寝前に1回5mgから10mg服用するのが通常です。高齢者の場合は処方量を少なくして服用します。

水曜日

睡眠薬 ハルシオン

睡眠薬の一種であるハルシオンは、トリアゾラムと呼ばれる薬剤を使用した睡眠薬です。特に不眠症に用いられるくすりで、麻酔をかける前にも使用されたりましす。作用としては超短時間作用型に属します。

注意点としては、不眠症でハルシオンを服用していても、途中で急にやめると余計に不眠作用が強くなってしまいます。

それだけではなく、不安、発汗などの離脱症状や効果の方も人によって個人差があります。

ハルシオン等のトリアゾラム系の睡眠薬の場合、依存的にもなりやすいので、処方する量についてはよく医師と相談する必要があります。

もちろん、ハルシオンを服用中、もしくは服薬を終了した直後は、アルコールの摂取、車の運転、授乳などは避けるべきです。

現在は、依存性も高く、トリアゾラム自体かなり強い薬ですし、服用する際は十分注意が必要になるということです。