ロラメッとはベンゾジアゼピン系の睡眠薬であり、脳内のGABA受容体に作用します。作用時間としては比較的短時間で、血中半減期は10時間ほどです。
主に不眠症に用いられ、特に短時間作用ということもあり、眠るまでに時間のかかる方にとって向いている睡眠薬といえます。
人によっては、ロラメットの場合短時間作用なので夜中に目が覚めてしまったり、早朝に目が覚めてしまうということがある場合は、もう少し作用時間の長い睡眠薬に変更した方がいいかもしれません。
ただし、ロラメットは短時間作用型なので、朝型や昼にまで眠気が残るということはありません。
不眠症に対しては、ロラメッと1mgから2mgを就寝前に服用することが多いと思います。眠気が朝まで残る、高齢者の場合や、集中力の低下が多くみられる場合は医師に相談して見ましょう。