金曜日

睡眠薬とアルコールの関係

睡眠薬とアルコールを一緒に飲むということは、よくないことなので是非やめた方がいいとは思いますが、では一体なぜ睡眠薬とアルコールは一緒に飲むとだめなのかという原因について説明したいと思います。

まず睡眠薬という物質とアルコールという物質は、両者とも脳の中枢神経に働きかけるものです。両者とも精神を落ち着かせて体の緊張感を取り除きます。

だからアルコールを飲むといい気分になるわけですが、ただでさえ睡眠薬は脳に働いて落ち着かせる効果があるのに効果が似ているアルコールを飲むともちろん、睡眠薬の効果が何倍にも増えてしまいます。

よく眠れない人は、わざとアルコールと一緒に睡眠薬を飲んで無理やり眠ろうとしますが、このように一緒に飲んでしまうと、睡眠薬の効き目がだんだんと薄れてきて、結局はアルコールを飲まないと眠れない体になってしまうこともあります。

また、睡眠薬とアルコールを同時に飲むと、翌朝まで眠気が残り、非常に体がだるい感じがすることもあります。

睡眠薬を処方する医師からもそのような注意はされると思いますが、改めてアルコールを普段から飲む方は睡眠薬を服用している期間は、お酒は飲まないようにした方が良いです。